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VagrantでローカルにPHP開発環境を構築してみた

Posted: 2013.11.13 / Category: 開発環境 / Tag: 

Vagrantとかいうのを使うと仮想サーバーが簡単に構築できるらしいのでやってみました。

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VirtualBoxのダウンロード

Vagrantを使うにはVirtualBoxが必要なので最初にインストールしておきます。
下記からWindowsやMac版などありますので、それぞれの環境にあったものをダウンロードします。
ここでは「VirtualBox 4.2.18 for OS X hosts」を使用します。

Downloads – Oracle VM VirtualBox

Vagrantのダウンロード

Vagrantをインストールします。
下記からダウンロードしましょう。ここでは「v1.3.4」を使用します。

Vagrant Downloads

インストールが完了したらターミナルなどで下記コマンドを実行します。

vagrant -v

バージョンがちゃんとに表示されればインストール完了ですね。

Vagrant 1.3.4

Boxファイルの追加

仮想マシンを作成するにはBoxファイルというイメージファイルが必要です。
このファイルから仮想マシンを構築します。
Boxファイルは下記URLにいろいろあります。

Vagrantbox.es

たとえばCentOS6.4のBoxを作成追加する場合は下記コマンドを実行します。

vagrant box add base http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130731.box

試しに動かしてみる

cdで適当なディレクトリに移動して、initコマンドを実行します。

vagrant init

Vagrantfileが作成されるので、下記を実行すると仮想サーバーが立ち上がります。

vagrant up

statusコマンドでdefaultがrunningになっていることを確認しましょう。

vagrant status

仮想サーバーを停止するにはhalt

vagrant halt

データを破棄する場合はdestroy

vagrant destroy

仮想サーバーを再起動する場合はreload

vagrant reload

Vagrantfileをダウンロードして動かす

作成したVagrantfileを編集したり、いろいろスクリプトを書いて環境を構築するのですが、すごく大変そうなのでVagrantfileを探した方が早いかもしれません。
GitHubなどで検索してみてください。
ここではPHPとLaravelというフレームワークを使いたかったので下記を使用してみます。

Laravel 4 w/ Vagrant

基本的に Setup に書いてあるまんまですが、

git clone http://github.com/bryannielsen/Laravel4-Vagrant.git

でインストールしたら先ほどと同じように「vagrant up」でサーバーを起動して、

vagrant up

「http://localhost:8888」にアクセスするとWebページが表示されるはずです。

「http://localhost:8888/phpmyadmin」でPHPmyAdminにアクセスでき、初期設定だと「User: root」パスワードはなしです。

SSHでアクセスしてComposerを使う

Composerを使用したいので仮想サーバーにSSHでアクセスしてみましょう。

vagrant ssh

簡単ですね。
Laravelのあるディレクトリは「/var/www」なので、

cd /var/www

あとは普通にcomposerの機能が使えます。

composer update

今回はLaravelの環境を構築しましたが、WordPressだったらこういうの使えばできそうです。
とりあえず動かしたいだけなら用途にあったものをダウンロードするだけで、簡単にできますね。