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Laravelのuniqueバリデーションで更新(アップデート)できない場合の解決方法

Posted: 2018.05.15 / Category: PHP / Tag: 

Laravelでデータベーステーブルで一意であることをバリデートしたい場合「unique:テーブル名」と記述しますが、確かに追加する場合はちゃんとにバリデートしてくれますが、更新時も自分自身のレコードも含んでしまうので更新できなくなってしまいます。
この解決方法をご紹介します。

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Laravel 5.8 を使用します。

文字列指定の場合

バリデーションを設定するとき、更新するレコードのIDは除外するという設定をする必要があります。
例えばPostsテーブルのslugカラムをユニークにしたいとします。
FormRequestに記述する場合は下記のようになります。

Http/Requests/PostRequest.php

namespace App\Http\Requests;

use Illuminate\Foundation\Http\FormRequest;

class PostRequest extends FormRequest
{

	public function authorize()
	{
		return true;
	}

	public function rules()
	{
		return [
			'slug' => 'unique:posts,slug,' . $this->post->id,
		];
	}
}

uniqueの3つめのパラメータに更新するレコードIDを指定します。
$this->post->idで取得できます。
ただこの方法は新規作成時の場合はidがないので、このままでとエラーになります。
条件分岐などして処理を切り分ける必要がありますので、後述の配列で記述する方法がおすすめです。

配列指定の場合

バリデーションは配列で指定することもできますよね。
その場合はignoreで自身を指定します。

Http/Requests/PostRequest.php

namespace App\Http\Requests;

use Illuminate\Foundation\Http\FormRequest;
use Illuminate\Validation\Rule;

class PostRequest extends FormRequest
{

	public function authorize()
	{
		return true;
	}

	public function rules()
	{
		return [
            'slug' => [
                Rule::unique('posts')->ignore($this->post)
			]
		];
	}
}