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PHPフレームワークLaravelやってみた

Posted: 2013.10.15 / Category: PHP / Tag: 

最近話題らしいPHPフレームワークLaravelを触ってみました。とりあえずインストールして動くまでです。

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Windows7 / PHP5.4 / Laravel4でローカル環境で動作させてます。

Composerのインストール

Composerはライブラリを便利に管理してくるやつです。
Laravelを動かすのに必要なので入っていなかったら下記URLからダウンロードして入れておきましょう。

Composer

Windowsならインストーラーがありますので、ぽちぽちするだけで簡単にインストールできます。

ComposerからLaravelのインストール

Composerをダウンロードしたら、コマンドプロンプト(ターミナル)で「cd」コマンドで適当なディレクトリに移動して、

composer create-project laravel/laravel TestProject --prefer-dist

Laravelのプロジェクトが作成されますので、「cd TestProject」で移動したら下記でライブラリのアップデートをします。

composer update

設定ファイルの編集

「app/config/app.php」が設定ファイルになっています。
とりあえず下記のようにします。

app/config/app.php

	'timezone' => 'Asia/Tokyo',
    ・・・
    'locale' => 'ja',
	

「key」の部分は下記を実行することでランダムな値を設定してくれます。

php artisan key:generate

データベースの設定

データベースを設定するファイルは「app/config/database.php」です。
「connection」の部分を環境に合わせて設定しましょう。

app/config/database.php

    'connections' => array(
        ・・・
        'mysql' => array(
            'driver'    => 'mysql',
            'host'      => 'localhost',
            'database'  => 'laravel_test',
            'username'  => 'user',
            'password'  => 'pass',
            'charset'   => 'utf8',
            'collation' => 'utf8_unicode_ci',
            'prefix'    => '',
        ),
	

ジェネレータープラグインの導入

Laravelは標準ではScaffold的な機能がないので「Laravel-4-Generators」というプラグインを追加します。
「composer.json」の「require」の部分を下記のようにします。

composer.json

	"require": {
		"laravel/framework": "4.0.*",
		"way/generators": "dev-master"
	},
	

「composer update」でアップデートしましょう。

composer update

「app/config/app.php」の「providers」に下記を追加することでプラグインが使用できるようになります。

app/config/app.php

	'providers' => array(
        ・・・
        'Way\Generators\GeneratorsServiceProvider'
    ),
	

下記で「generate」コマンドが追加されているのを確認します。

php artisan

scaffoldでひな形の作成

インストールした「Laravel-4-Generators」を使用してアプリケーションのひな形を作成します。

    php artisan generate:scaffold post --fields="title:string, body:text"
    

これで「models」「controllers」「views」にひな形が一気に作成されます。
次に「migrate」でテーブルの作成です。

php artisan migrate

最後に「app/routes.php」に下記を追記してルーティングの設定をします。

app/routes.php

	Route::resource('posts', 'PostsController');
	

動作確認

PHPのビルトインサーバーを起動してみましょう。
Laravelあらかじめサーバーの設定がしてあるっぽいので下記コマンドを実行するだけです。
DBをMySQLに設定したのでMySQLも起動しておきます。

php artisan serve

「Laravel development server started on http://localhost:8000」と表示されたら「http://localhost:8000/posts」にアクセスします。
「Add new post」で適当に入力してみましょう。

Larabel動作してます。

動きましたね!
まだまださわり程度ですが、結構いいかんじですね。でもエラーわかりずらい気がしてます。

参考サイト

laravel4を使って最速簡易ブログ作成の方法
Laravel4の初期設定